第15節で破竹の9連勝を達成。今季J2で快進撃を続けているのが、4年ぶりにその舞台へと帰ってきたギラヴァンツ北九州だ。昇格組ながら2位につける彼らの強さの秘密を、長年にわたり戦術的な視点でJ2を見守っているフットボリスタ・ラボメンバーのとめ氏に紐解いてもらった。
数々のJクラブの指揮を執ってきた小林伸二は、大分トリニータ、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルスといった資金面で恵まれない地方クラブをJ1に昇格させたことから、「昇格請負人」と称されている。
そして昨年、J3で燻っていたギラヴァンツ北九州の監督に就任すると、前年にはリーグ最下位だったチームを優勝に導く離れ業を披露。その異名をあらためて知らしめた指揮官は、今年6月に「超WORLDサッカー!」が公開したインタビューで昨季の取り組みをこう振り返っている。
「どうしてもイメージが受けのイメージがあるので、積極的にサッカーをやるという意味では、思い切って攻撃的になろうということで、攻撃的なカードを切るということと、攻撃的な選手をうまく配置するということと、SBにも攻撃的な選手を入れつつ、攻撃的なサッカーをしていくということをしました」
「逆に前にいるので、後ろから持ち出す力というのが難しいですけど大事で、そこさえ上手くいけば、選手が前にいるというのが、我われにとっても課題ですけど、多くのチームにとっても課題かなとは思います」
大胆な[3-1-6]と精密なビルドアップ
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とめ
サッカーにハマったのは日韓W杯、京都サンガ天皇杯優勝から。その時一番面白そうな事を書くスタイルでブログを続けています。ゲーム大好き。ファッション大好き。京都サポです。Twitter:@tome_beta
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2024.08.01