
聖地・ビッグスワンでは川崎フロンターレを撃破するなど、6年ぶりのJ1を戦うアルビレックス新潟は開幕6試合で2勝2分2敗。番記者にとっても久々の舞台は新たな発見や以前との変化への気付きに満ちあふれているという。今回はアルビの伴走者・野本桂子が、この怒涛の1か月強の取材で感じた率直な想いを明かしてくれた。
高まる注目度。駆け引きの楽しさ。J1で戦うということの喜び
6年ぶりに、J1の舞台で戦いを繰り広げているアルビレックス新潟。開幕から4戦負けなしで、近年各大会で優勝しているサンフレッチェ広島と川崎フロンターレから白星を奪ったこともあり、多くのメディアから注目を集めた。
中でも、第4節までに挙げた7得点すべてに関わったMF伊藤涼太郎の名前はトレンドワード入りするほどで、3月前半はネットニュースを開けば伊藤、伊藤、伊藤の洪水。当の伊藤は「やっぱりJ1は注目度が違うなと思いました」とある種、浮き足立つことなく客観的に状況を見ていたようだ。動画サイトでは「激うまトラップ」など、得点以外の場面でもフィーチャーされることに、喜びも感じている。
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伊藤涼太郎 選手の激うまトラップ
\アルビレックス新潟
高く浮いたボールを余裕のあるトラップでコントロール@albirex_pr
@r100206
#ワッキーチョイスhttps://t.co/MIrH33zNhq pic.twitter.com/FeIsej5kN2……![]()
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Profile
野本 桂子
新潟生まれ新潟育ち。新潟の魅力を発信する仕事を志し、広告代理店の企画営業、地元情報誌の編集長などを経て、2011年からフリーランス編集者・ライターに。同年からアルビレックス新潟の取材を開始。16年から「エル・ゴラッソ」新潟担当記者を務める。新潟を舞台にしたサッカー小説『サムシングオレンジ』(藤田雅史著/新潟日報社刊/サッカー本大賞2022読者賞受賞)編集担当。現在はアルビレックス新潟のオフィシャルライターとして、クラブ公式有料サイト「モバイルアルビレックスZ」にて、週イチコラム「アイノモト」連載中。