聖地・ビッグスワンでは川崎フロンターレを撃破するなど、6年ぶりのJ1を戦うアルビレックス新潟は開幕6試合で2勝2分2敗。番記者にとっても久々の舞台は新たな発見や以前との変化への気付きに満ちあふれているという。今回はアルビの伴走者・野本桂子が、この怒涛の1か月強の取材で感じた率直な想いを明かしてくれた。
高まる注目度。駆け引きの楽しさ。J1で戦うということの喜び
6年ぶりに、J1の舞台で戦いを繰り広げているアルビレックス新潟。開幕から4戦負けなしで、近年各大会で優勝しているサンフレッチェ広島と川崎フロンターレから白星を奪ったこともあり、多くのメディアから注目を集めた。
中でも、第4節までに挙げた7得点すべてに関わったMF伊藤涼太郎の名前はトレンドワード入りするほどで、3月前半はネットニュースを開けば伊藤、伊藤、伊藤の洪水。当の伊藤は「やっぱりJ1は注目度が違うなと思いました」とある種、浮き足立つことなく客観的に状況を見ていたようだ。動画サイトでは「激うまトラップ」など、得点以外の場面でもフィーチャーされることに、喜びも感じている。
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