近年のサッカーの進化を語るうえで欠かせない、理論面での発展。しかし、いくら優れた理論も実践できなければ意味がない。そんな最先端理論をピッチに落とし込む手段としての、スモールサイド・ゲームの進歩にスポットライトを当てる。
※『フットボリスタ第89号』より掲載
新世代ライター・結城康平がアカデミックな視点から進化するサッカーの深淵に迫る新著『TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論』5月31日発売!
エコロジカル・アプローチや戦術的ピリオダイゼーション―― 最先端の理論は万能薬のように扱われ、人々に注目されることも多い。しかしその一方で、ピッチ上でのトレーニングが大きく変化している訳ではない。その背景となる思想は最先端であっても、日々のトレーニング自体は大枠としていくつかのパターンに分別される。その中でも指導者が慣れ親しんでおり、学校の部活からトップレベルのチームまですべてのカテゴリーで使われているのが「SSG」(スモールサイド・ゲーム)だ。……
Profile
結城 康平
1990年生まれ、宮崎県出身。ライターとして複数の媒体に記事を寄稿しつつ、サッカー観戦を面白くするためのアイディアを練りながら日々を過ごしている。好きなバンドは、エジンバラ出身のBlue Rose Code。
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