あけましておめでとうございます。今年も与太話に付き合っていただくことになりますが、みなさんよろしくお願いします。私の今年の目標は、ジェフユナイテッド千葉の圧倒的J1昇格を決める法を整備することです。ロビー活動に忙しい1年となるでしょう。
さて、Jリーグもシーズンが終わって、J1では川崎フロンターレが優勝しました。勝ち点92、得失点差53という文句なしの成績で2年連続の王者ということで、非の打ちどころがありません。来季もその覇権が続くのか注目ですね。
シーズンMVPは前田大然と得点王を分け合ったレアンドロ・ダミアンが獲得、ベストイレブンも発表されました。というわけで、私も誰にも頼まれてないのですが、昨年のベスト賞をいろいろ選出したいと思います。私が選ぶということなので、プレー内容は特に考慮していません! 唯一の基準は「私の記憶に残っているかどうか」です!
●ベスト鉄壁賞:東口順昭(G大阪)
昨年も鉄壁でした。Jリーグ公式記録だと平均セーブ数は3.2で7位となっていますが、これはほとんど出てない人も含んでいるので、ある程度の試合数出ている中ではトップクラス。特筆すべきはPA内キャッチ率36.3%で、これはぶっちぎりの数値でした。それでもセーブ率が65.3%なので、どれだけG大阪シュート撃たれたんだと暗澹(あんたん)たる気持ちになります。ゼロックススーパーカップではもはや川崎F対東口順昭の趣さえあり、「手が8本あった」「東口が巨大過ぎてゴールが見えない」「NATOが東口の使用を禁止した」などの未確認情報が流れました。今の東口なら日本の急速な高齢化も止められるんじゃないでしょうか。まったく呼ばれる気配さえありませんが、代表での活躍も見たいですね。
●ベスト人違い賞:堀米悠斗(新潟)
2021年の新潟のキャプテンとして昇格争いに最後まで絡んでいた堀米悠斗ですが、サイドを疾駆するそのプレースタイルとは全然関係なく、注目されました。理由は人違いです。東京五輪のスケボーで、漢字が違う同性同名の堀米雄斗くんが金メダルを獲得。それによって、Twitterで勘違いした人が堀米悠斗をフォローし、異常にフォロワーが増加したという事件が起こりました。完全に偶然とはいえ、注目されたことは良かったのではないでしょうか。来季はスケボーに乗って左サイドを疾走するとかを試みてもいいと思います。めちゃくちゃ怒られそうですけど、解説が瀬尻稜さんだった場合には「ゴン攻めで鬼ヤバイっすね~」と褒めてくれるかもしれませんね。
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tkq
世界ロングボール学会(WLBS)日本支部正会員。Jリーグの始まりとともに自我が芽生え、カントナキックとファウラーの薬物吸引パフォーマンスに魅了されて海外サッカーも見るように。たぶん前世でものすごく悪いことをしたので(魔女を10人くらい教会に引き渡したとか)、応援しているチームがJ2に約10年間幽閉されています。一晩パブで飲み明かした酔っ払いが明け方にレシートの裏に書いた詩のような文章を生み出そうと日々努力中です。【note】https://note.mu/tkq