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東京五輪で苦戦中のフランス、連携ほぼゼロの即席チームで日本戦に挑む

2021.07.27

メンバー選考に苦戦し、“寄せ集め”とも言えるチームで東京五輪に挑んでいるU-24フランス代表。グループステージ最終戦のU-24日本代表戦はノックアウトステージ進出をかけた大一番となる。守備の連携は心もとない一方で、攻撃陣は要警戒の人材がそろう。日本にとっては実力が読みにくいチームと言えるだろう。

 東京オリンピックの男子サッカーU-24日本代表が明日(7月28日)、グループステージ最終戦で対戦するU-24フランス代表は、どうにも読めないチームだ。

 初戦のU-24メキシコ代表戦は4-1で大敗。2戦目のU-24南アフリカ代表戦は、3-3でアディショナルタイムに突入し、あと数分で敗退決定か、とカウントダウンが始まったところでオーバーエイジ枠のアンドレ・ピエール・ジニャックとテジ・サバニエールの連携プレーで決勝点をもぎ取り、首の皮がつながった。

 試合の主導権を握っていた南アフリカにとっては酷な結果だったが、試合後にGKポール・ベルナルドーニが、「イージーな失点もしてしまったが、そこから挽回したところにこのチームのキャラクターが表れている」と語ったように、こういう劇的な結果はチームに勢いをもたらす。自信なさげだったフランスにとっては、1勝以上の価値があったかもしれない。……

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アンドレ・ピエール・ジニャックエデュアルド・カマビンガキリアン・ムバッペジョナタン・イコネティグレスマルセイユ

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小川 由紀子

ブリティッシュロックに浸りたくて92年に渡英。96年より取材活動を始める。その年のEUROでイングランドが敗退したウェンブリーでの瞬間はいまだに胸が痛い思い出。その後パリに引っ越し、F1、自転車、バスケなどにも幅を広げつつ、フェロー諸島やブルネイ、マルタといった小国を中心に43カ国でサッカーを見て歩く。地味な話題に興味をそそられがちで、超遅咲きのジャズピアニストを志しているが、万年ビギナー。

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