いやー、EURO2020楽しかったですねー!決勝トーナメントは激戦続きでした。
さて、ライブも楽しいですが、やはり1週間くらい経ってじっくり振り返るのもまた一興ということです。
というわけで、決勝トーナメントを中心にまたベストイレブンを選んでみました。完全な二番煎じ記事の上に、パクリ元は自分という恐ろしい状況です。ヤバいですね。
基準は前回と同様に「私の印象に残ったか」の1点のみなので、巷のベストイレブンとは面子が違うかもしれません。
まあ、それでいいんです。みんなで思い思いのベストイレブンを作りましょう。今までの人生でかわいかった女の子ベストイレブンとか、男は誰でもそういうことをしているものなんです。私はそんな破廉恥なことはしませんが。
前回選んだGSのベストイレブンや、自分の振り返りnoteで取り上げた選手はなるべく外しました。
フォーメーションはさすがに決勝トーナメントということで、バランスを考えて[3-3-4]です!
EURO2020は!EURO2020はまだ終わってないのです!海の底にも都はあるのです!
GK
ジョーダン・ピックフォード(イングランド)
惜しくも英雄になりそこねてしまった英国の守護神です。流れの中からの失点はゼロ、セットプレーからの2失点のみというのは、賞賛に値する成績ですね。今大会よく言えばかなりバランス重視、悪く言えば引きこもりだったイングランド代表なので、守備機会自体はかなり少なかったのですが、それでも時折訪れるピンチの時には体を張ってゴールを守り、奇声を上げていました。
とにかく「落ち着きがない」というのがピックフォードの特徴です。パスミスをしたら、テスト捨てたのが親にバレた時みたいにわかりやすく動揺していましたし、何がスイッチになったのかわからないタイミングで味方を怒鳴り散らしていました。
また、決勝のPK戦でも、イタリアのドンナルンマが「動かざること山の如し」という具合に微動だにしていないのと対照的に、ぴょんこぴょんこ跳ねたり左右に動いたりして、わかりやすく小物感を出していました。それで名手ジョルジーニョのPKも含む2本を止めたんだから大したものですよね。
ただ、落ち着きのなさという点において「小学三年生男子」が一番近い存在です。バックパスが来た時に「よーし!」とばかりに思い切りモーションをつけて左足で果てしなく蹴り飛ばすのもかわいいし、これからも重みのない守護神としてイングランドの最後尾を守っていってほしいものです。……
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tkq
世界ロングボール学会(WLBS)日本支部正会員。Jリーグの始まりとともに自我が芽生え、カントナキックとファウラーの薬物吸引パフォーマンスに魅了されて海外サッカーも見るように。たぶん前世でものすごく悪いことをしたので(魔女を10人くらい教会に引き渡したとか)、応援しているチームがJ2に約10年間幽閉されています。一晩パブで飲み明かした酔っ払いが明け方にレシートの裏に書いた詩のような文章を生み出そうと日々努力中です。【note】https://note.mu/tkq