
多くの日本人選手が国外挑戦する際、壁の一つとして挙げられるコミュニケーション問題。実際のところ、彼らはいったいどのように英語を学んでいるのか。今まさに海外でプレーしている選手たちへ英語を教えている“コーチ”を直撃。直に教えているフレーズや指導の際に注意していることなどを明かしてもらった。
もしサッカー選手としてグローバルに活躍したいなら、もはや「英語力」は「トラップ」や「ドリブル」といった基本技術の1つになったと言っていいだろう。
スペインへ行けばスペイン語、ドイツへ行けばドイツ語を話せたらベストだが、ほぼ必ず英語を話せる選手がいる時代になった。英語を身につけておけば監督や選手との意思疎通がスムーズになり、自分が持っている力を発揮しやすくなる。
これまでヨーロッパで言葉の壁に苦しみ、力を出せない選手がたくさんいた。にもかかわらず、「止める・蹴る」といったわかりやすい技術に比べ、「英語」の習得は疎かにされている印象がある。「学校で学ぶもの」というイメージがあるからかもしれない。
どうすれば、日本人選手の英語力を上げられるだろう?
英語コーチングスクール「TORAIZ」(トライズ) で、菅原由勢選手(AZ)、中山雄太選手(ズウォレ)、原大智選手(イストラ)に英語を教えているジョニーコーチに話を聞いた。

ピッチ内で使う言葉
初級、中級、上級とステップを分けて教えています……


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Profile
木崎 伸也
1975年1月3日、東京都出身。 02年W杯後、オランダ・ドイツで活動し、日本人選手を中心に欧州サッカーを取材した。現在は帰国し、Numberのほか、雑誌・新聞等に数多く寄稿している。
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