
3月中旬、bundesliga.comの取材に応えたRBライプツィヒ前監督のラルフ・ラングニック。昨年レッドブル・グループを離れた62歳の“プロフェッサー”が、近年における戦術、選手、マネージメントの進化や“ラングニック派”の教え子たちについて語ったロングインタビューを、DFL(ドイツサッカーリーグ機構)の協力を得て前後編でお届けする。
――あなたから見て、最近のサッカーはどのような戦術的変化を遂げていますか?
「ゲームのペースは確実に上がっている。特にトップレベルでは、多くのクラブでプレッシングとカウンタープレスがスタンダードになっている。ベストクラブの共通点は、高い位置から攻撃をすることだ。
マンチェスター・シティにしても、完全な状態に近いリバプールにしても、ライプツィヒやバイエルンもそう。非常に早い段階でアタックして、可能な限り早くカウンタープレスをかけて相手を苦しめる。これは近年になって開発されたもので、それに加えて相手に合わせた、またはゲームに合わせた戦術的なベース設定と、そのゲーム内での移行がある。プレースタイルの切り替えも重要だ。同じゲームの中でいろいろな方法でプレーできることが大切になっている。
それぞれのクラブで違いはある。先ほどリバプールの名前を挙げたが、[4-3-3]で大体いつも同じやり方をして、自分たちのスタイルを相手に強要する。他のクラブはもっとフレキシブルだけれど」
――モダンなデータ分析というのは、モダンな監督や戦術にとってどのくらい重要なのでしょう?……



Profile
DFL
関連記事
2025.04.04
川崎Fも指導したスローイン専門コーチと考える、町田のロングスロー戦術への対策
2023.02.10
サッキの「ゾーナル・プレッシング」の系譜。15 mのクライフと8mのラングニック
2023.01.29
RBの原点へ回帰。マルコ・ローゼの下で復活したRBライプツィヒの変化に迫る
RANKING
TAG
関連記事
2025.04.04
川崎Fも指導したスローイン専門コーチと考える、町田のロングスロー戦術への対策
2023.02.10
サッキの「ゾーナル・プレッシング」の系譜。15 mのクライフと8mのラングニック
2023.01.29
RBの原点へ回帰。マルコ・ローゼの下で復活したRBライプツィヒの変化に迫る
2025.04.04
川崎Fも指導したスローイン専門コーチと考える、町田のロングスロー戦術への対策
2023.02.10
サッキの「ゾーナル・プレッシング」の系譜。15 mのクライフと8mのラングニック
2023.01.29
RBの原点へ回帰。マルコ・ローゼの下で復活したRBライプツィヒの変化に迫る
2025.04.04
川崎Fも指導したスローイン専門コーチと考える、町田のロングスロー戦術への対策
2023.02.10
サッキの「ゾーナル・プレッシング」の系譜。15 mのクライフと8mのラングニック
2023.01.29