近年“期待外れ”イメージの代表格であり続けたCBが、マンチェスター・シティ5年目のシーズン中盤、ついに真価を発揮している。地元のバーンリー(現2部)でユース時代から12年間プレー後、エバートンを経て2016年夏、当時DF史上最高額の移籍金4750万ポンドで加入したストーンズだ。放出説にも負けず、現在ルーベン・ディアスとの鉄壁コンビでスタメンを張る26歳のイングランド人について、シティ好きもそうでない人も必見のブログ『We gotta put it out somehow, yeah, yeah』の著者で、やっぱりストーンズには期待を抱かずにいられないszakekovciさんに綴ってもらった。
ストーンズである。時代は今。
1月8日時点で、公式戦スタメン10試合900分出場の、3失点。ルーベン・ディアスとCBコンビを組むようになってからの失点は、わずか1。12月のクラブ月間MVPも受賞。半年前まで放出確実と見なされていたジョン・ストーンズは、今やマンチェスター・シティの守備の中心になった。11月末にストーンズがスタメンを張るようになって以来、シティのリーグ順位も13位から5位(2試合未消化、首位と勝ち点差4)まで上がってきた。
よく考えればたった1カ月と少し調子が良かっただけなのだが、なぜ私がこんなに興奮しているのか。ストーンズには語るべきことがたくさんあるのだ。
ストーリーがある、夢がある
第一に、ストーンズにはストーリーがある。……
Profile
szakekovci (sake)
サッカーに関するビジネス、経営、ファイナンス、そして与太話を書くブログ『We gotta put it out somehow, yeah, yeah』の著者。マンチェスター・シティとスティーヴン・アイルランドのファン。普段は経営コンサルタント。
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