
世界的な社会問題の一つとなっている人種差別。サッカー界でも近年、差別行為を理由に試合の中断を決断するなど少しずつ人種差別行為根絶に向けた具体的行動の機運が高まっているが、昨年末、ベルギーリーグでSNS上での差別投稿を警察へと告発する選手が現れた。その経緯を含めて伝える。
ベルギーリーグのロイヤル・アントワープに所属する元ベルギー代表MFファリス・ハルンが、Twitter上での人種差別を“告発”し話題となった。
Sad world we living in .
Black -Belgian -Chadian and proud
Say no to anyform of racism ! pic.twitter.com/JJ0cdmSxie— Faris Haroun (@FarisHaroun38) December 13, 2020
アントワープ対クルブ・ブルッヘが行われた12月13日の深夜、クルブ・ブルッヘの元選手トム・テューレションを騙るアカウントから「ファリス・ハルンという汚い豚はどんな品種なのか知らないが、彼のような奴は多くの人をレイシスト扱いする」と人種差別発言を受けたハルンは、すぐさま「とても悲しい。ブラックでベルギー人でチャド人であることに誇りに思う。すべての差別にノーを!」と当該ツイートのスクリーンショットを添えてツイート。
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Profile
シェフケンゴ
ベルギーサッカーとフランス・リーグ1を20年近く追い続けているライター。贔屓はKAAヘントとAJオセール。名前の由来はシェフチェンコでウクライナも好き。サッカー以外ではカレーを中心に飲食関連のライティングも行っている。富山県在住。
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