「海外サッカー」×「日本人」=「X」
この夏、多くのJリーガーが新たな挑戦の場を求め海を渡った。サッカー界において最高峰の舞台が欧州であることは誰もが認めるところ。ただ、世界は広い。成功への道は1つではない。独自の戦略を持ち、東南アジアやアフリカ……日本と比較しても先進国とは言えない場所で夢を追う日本人にフォーカスをあてる。一見、遠回りにも見える選択の背景にあるものとは。 今回紹介する人物は指導者、経営者、Jリーグ社員など立場は様々ながら共通しているのは各国の歴史、人を尊重し、その国のポテンシャルを信じていること。彼らは決して“日本化”を推進しているのではなく、オリジナルなサッカー文化の創造を目指している。異文化と彼らの融合の先にあるものは希望か、それとも……。