『30秒で子どもの未来は変わる！
勝手に才能が伸びる風間式育成メソッド』全文公開#26

「伸ばすプロフェッショナル」風間八宏監督が、親・指導者・子ども、それぞれの立場からのよくある悩みに質疑応答形式で答え、育成の“誤解”を解いていく書籍『30秒で子どもの未来は変わる！ 勝手に才能が伸びる風間式育成メソッド』を、1話ごとに全文公開！ 「サッカーは教えてもうまくならない」「誰よりも自分に期待すればいい」「本気にさせるのがいちばんの上達法」など、本質を突く風間監督ならではのユニークなメッセージの数々を、ぜひ受け取ってほしい。

今すぐ全編を読みたい方は↓

質問者：監督に言われたことが気になる選手

選手「風間さん、監督に『こうやれ』って言われると、そればっかり気になってしまってうまくプレーできません……」

風間「そういう時は何のためにサッカーをやってるのかを考えた方がいい。タッチラインを一歩またいでピッチに入った瞬間、どんなプレーをするのかを決めるのは選手だからね」

選手「風間さんは現役時代からそういう考えでやってましたか？」

風間「もちろん監督の話は聞いてたよ。サッカーは1人でやるものじゃないからね。でも、何のためにサッカーをやってるのかって言ったら、自分のためだから。監督のためにやるわけじゃない」……

残り:1,706文字/全文:2,250文字 この記事の続きは

に会員登録すると
お読みいただけます

詳細はこちら

すでに会員の方（ログイン）

Profile

北 健一郎

1982年7月6日生まれ。北海道旭川市出身。『ストライカーDX』編集部を経て2009年からフリーランスに。サッカー・フットサルを中心としてマルチに活動する。主な著書に『なぜボランチはムダなパスを出すのか』『サッカーはミスが9割』。これまでに執筆・構成を担当した本は40冊以上、累計部数は70万部を超える。サッカーW杯は2010年の南アフリカ大会から3大会連続取材中。2020年に新たなスポーツメディア『WHITE BOARD』を立ち上げる。