『30秒で子どもの未来は変わる!
勝手に才能が伸びる風間式育成メソッド』全文公開#11
「伸ばすプロフェッショナル」風間八宏監督が、親・指導者・子ども、それぞれの立場からのよくある悩みに質疑応答形式で答え、育成の“誤解”を解いていく書籍『30秒で子どもの未来は変わる! 勝手に才能が伸びる風間式育成メソッド』を、1話ごとに全文公開! 「サッカーは教えてもうまくならない」「誰よりも自分に期待すればいい」「本気にさせるのがいちばんの上達法」など、本質を突く風間監督ならではのユニークなメッセージの数々を、ぜひ受け取ってほしい。
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質問者:高いスパイクを買うか迷っている親
親「風間さんが子どもの頃って、どんなスパイクを履いていましたか?」
風間「私の時なんて、それこそ裸足でずっとボールを蹴ってましたよ」
親「裸足ですか……」
風間「裸足がいいのはボールが足のどこに当たっているかがわかるところ。ここに当たったらよく飛ぶ、ここに当たったら痛いとか、感覚的につかめます。小さいうちは裸足で触らせて、ボールに慣れさせていくのがいいと思います」
親「サッカー道具の選び方をアドバイスしてもらいたいなと思っていたんですけど、裸足だったとは……」……
Profile
北 健一郎
1982年7月6日生まれ。北海道旭川市出身。『ストライカーDX』編集部を経て2009年からフリーランスに。サッカー・フットサルを中心としてマルチに活動する。主な著書に『なぜボランチはムダなパスを出すのか』『サッカーはミスが9割』。これまでに執筆・構成を担当した本は40冊以上、累計部数は70万部を超える。サッカーW杯は2010年の南アフリカ大会から3大会連続取材中。2020年に新たなスポーツメディア『WHITE BOARD』を立ち上げる。