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目標設定のカギは「+5%」。 選手のゴール達成を助ける心理学とは?

2020.06.11

塚本修太の現場で使えるサイコロジー 第2回

強豪・前橋育英高校でプレーした後、イングランドへ渡りソレント大学で「フットボール学」を専攻。コーチ、分析官、スカウトを「サッカーの母国」で経験し、日本代表MF小林祐希の個人分析官も務めた塚本修太氏は、イングランドFA主催の「サイコロジーライセンス」を5段階中レベル4まで保有する心理学のスペシャリストだ。異色の22歳が現場に心理学を適用し、 選手・指導者の悩みをアカデミックに解決していく。

第2回は、選手のモチベーションを高める目標の設定方法について。パフォーマンスを向上させるにはどのような目標の立て方があるのか、解説してもらった。

 6月に入り2020年も半年が過ぎましたが、みなさんは現在も「今年の目標」に継続して取り組めていますか? 実は新年に目標を立てた人のうち約80%は、2月の2週目に早くもその目標をなかったことにしているそうです。サッカーでも、せっかく目標を設定したのに忘れてしまったり、継続できないことは多々あります。では、どうすれば効果的に目標を立てることができるのでしょうか? 今回は、指導者が選手に「目標設定」を促す時のポイントを考えていきます。

短期目標の目安となる「+5%」

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Profile

塚本 修太

1997年6月21日生まれ。茨城県水戸市出身。前橋育英高校をケガで中退したのち、イングランドのソレント大学フットボール学部へ。留学中にヨーロッパ諸国を訪れ、様々なサッカーメソッドを学ぶ。2020年7月に卒業予定。

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