「蹴慣」「3つの動き」「母指球シュート」 ストライカー専門コーチ・長谷川太郎の奥義伝授!
【日本人ストライカー改造計画#9】
『ゴールには方程式がある』――中西哲生氏に続いて、ユニークな取り組みをしている人物を紹介しよう。ストライカー専門コーチとして、5年間で2万人以上の子供たちを指導してきた元Jリーガー・長谷川太郎氏だ。前回の記事ではスクール活動の概要や経緯を紹介したが、今回は「蹴慣」「母指球シュート」「添え足」など、子供たちに伝わりやすいように「言語化」されたユニークな技術論を掘り下げていきたい。まず前編では、独特の言葉に込められた意味を聞いた。
「TRE」「蹴慣」…言葉に込められた想い
――長谷川さんの活動や著書などを拝見すると、独特の言葉を使われているのが面白いなと感じました。まずはそのあたりからお伺いさせてください。
「僕は昔からけっこうダジャレが好きでして(笑)。『TRE(トレ)2030ストライカー・アカデミー』の名称も、2030年に日本人がワールドカップ得点王を取れ(トレ)るように、ゴールを取れ(トレ)るようにという意味があって。また、日本では『心・技・体』『3本の矢』『早起きは3文の得』など、3という数字に良いイメージがあるなと思いまして、イタリア語の「3」も掛け合わせています。
例として朝TREという、朝にコミュニケーションが取れ(トレ)る、睡眠がしっかり(トレ)る、朝食が取れ(トレ)るという3つのコンセプトで、学校前の時間を利用する朝のサッカー教室(月1回は親子サッカー)をやらせてもらっています。そういう様々な『3』を掛け合わせてTREは活動しています」
――著書やスクールで使われている「蹴慣(しゅうかん)」という言葉も長谷川さんの造語ですよね?
「『蹴慣(しゅうかん)』もダジャレに近くて、シュートを打つ感覚に加えて、シュートを打つことを習慣化する、蹴り慣れるという意味も入っています。シュートを打つには当てる時の体の使い方や力の入れ具合、力を入れるタイミングがすごく大事で、蹴り慣れないとシュートは入らない。
自分もそうだったんですけど、プロでもちょっと休みが続いたりシュートを打つ回数が減ってしまうと、バランスやステップワークなど、打つまでの流れが悪くなってシュートが入らくなるという経験があったので。子供の頃から蹴り慣れるというのはすごく大事だなと、そのあたりを砕けた感じで伝えられたらと思って使っています」
――サッカーの理論や用語は難しい方向に進みがちなので、語感でわかりやすいというのは良いですね。
「情報を発信する側からすると、何かに突出したり極端にしないと興味を持ってもらえなかったり、取り上げてもらえない、伝わらないというのもあると思いますね。『これも良いしあれも良い』と発言すると自分の考えがないようにも思われてしまう。
ただ、サッカーは正解がないというよりも、正解がたくさんあるスポーツだと思うんですね。そこで自分が『ストライカー』に寄せた理由としては、ゴールまでの手段はいろいろありますけど、最終的にシュートを打ってゴールを目指す、ということは間違いなく正解だなと。
ドリブルや戦術的な部分がフォーカスされるスクールもありますけど、それも素晴らしいと思いますし、他で学んだ子供たちも最後にゴールを目指してくれれば、いろんなスクールともコラボして、みんなの力や知識を掛け合わせながら日本サッカーを底上げしたいなという想いで立ち上げました」
――何かに特化した名称のスクールは局面を切り取っているイメージを持たれがちですが、長谷川さんの場合はただシュートを打つ部分だけではなくて、個人戦術やグループ戦術など全体も見られてるというか、ストライカーの仕事を多岐に捉えられている、リンクを大事にしている印象があります。
「何らかのプレーの先には必ずゴールがあるので、ゴールを常に意識しての逆算でプレーをしてほしい、得点だけではなくて、自分がこの試合でどういう結果を出したいのか、からの逆算でも良いと思います。サッカーをするだけじゃなくて、人間形成に関しても目標から逆算して何をするべきか、何を習慣にするべきかということをフォーカスした活動にしていきたいですね。
そういった意味では、浦和レッズの興梠慎三選手はすごいですね。個人的には現役ナンバー1じゃないかと思っています。相手のディフェンスを常に見ながら、相手の心理を突いて動いていてマークを外す駆け引きがすごい。彼の動きを見ているだけでも楽しいですし、味方を活かすプレーも打開もできる万能型。試合の流れを読めるストライカーだなと思います。
こういう選手を育てていきたいですし。点を取る役割が一番大きいのはFWですけど、場面によってはMFやDFの選手が『ストライカー』になっても良いと思います」
ストライカー育成の大前提は「環境」
――日本人はサッカーに、特にストライカーに向いていないという考えもありますが。
「相手の心理を突くというか、相手の立場になって物事を考える、人のことに気を使える日本の文化や人間性は武器になると思っています。相手の心理を考えて動ける、駆け引きができる選手がもっと出てくれば世界でもっと活躍できる。そのくらいストライカーには駆け引きが大切で、日本人は適していると思っています。
ボールを受ける、ディフェンスを交わす、そして最後はゴールを決めるためのキーパーとの駆け引きがある。この3つの駆け引きを子供のうちから身につければ、ゴール前で頭の整理ができるようになるようになります。そこに他で学んだことを掛け合わせることでより素晴らしい選手へと育っていけるのかなと。
その駆け引きが現役時代の自分には足りなかった部分なんですよね。ドリブルはできたけど、ドリブル以外での駆け引きができなかった。シュートはできたけど、マークを外す動きができなかった。30歳を超えてからやっと、相手を見ながらプレーをすることができるようになって『この感覚だったんだな』と、サッカーが楽しくなりましたし、後悔もしました。だからこそ子供たちには早い段階で知って身につけてもらいたいと思っています」
――先ほど「MFやDFの選手がストライカーになってもいい」とありましたが、長谷川さんにとってストライカーとは、ポジションというよりも役割や意識付けという意味が大きいんでしょうか?
「FWを育てるということはもちろんですが、『俺がゴールを決める』『俺が試合を決める』という想いを持った選手を育てたいという気持ちが大きいですね。それには日本のサッカー界全体での雰囲気づくりも大事だと思っています。
(プロとして)現役最後にインドでプレーした時の影響から、子供たちがゴールに向かってチャレンジしやすい環境を作っていきたい、という考えが最初にあったんです。インドではシュートを決めた時のリアクションが途轍もなく大きかった。成功した時にすごく褒められる空気なので、外しても『次は絶対決めてやろう』と挽回する気持ちになれたんです。日本ではどちらかというと決めた時にクールというか、指導者もどちらかというとシュートを外した時の方がリアクションが大きい気がします。練習からでも、決めた時は指導者やチームメイトがもっと盛り上がっても良いのかなと思います。シュートが外れることに対してかなりネガティブになってしまいがちですが、ループシュートを打ったからこそキーパーが下がってコースができたり、シュートを打ち続けることでキーパーが前に出てきて逆にループを狙えたりもする。ただ外れたシュートではなくて、布石になっているものもある。シュートは全部決められるのなら、すごいことですよね。でもそれはとても難しいことなので、90分の中で決まれば良い。もっと言えばリーグの大事な試合で決まれば良いとも言えるわけです。
もっと指導者やサッカー界全体で理解というか、シュートが決まった時に褒め称える土壌になると、日本サッカーは変わってくると思うし、子供たちにスポーツをする楽しさも伝わると思います。サッカーを始めた子供たちは、最初は決めて楽しい、ネットを揺らして嬉しいという感情をあらわにするんですけど、少しずつそれがクールになってきて、『外すよりもパスをした方がいいかな』となってきてしまう。
パスミスってそこまで『ああー!』って言われないと思うんですよね。FWからすると『シュートミスとパスミスって同じじゃないか』と思ってしまうんですけど(笑)、シュートミスの方が強く言われてしまう。そこをちょっと変えていきたいというか、子供たちが『せっかくチャレンジしたのにな……』と感じることがないような雰囲気づくりをしたいなと思いますね」
「3種類のオフ・ザ・ボール」を整理する
――思い切ってチャレンジできる空気感が大事というのはスポーツの根本かも知れないですね。さらに技術論に切り込んでいきたいのですが、長谷川さんの考えるゴール前でのプレーについてお聞きしたいです。
「これは子供たちにも伝えているんですけど、ドリブルができるとか派手な技ができるよりも、決定的な仕事ができるのがストライカーだったり良い選手だと思うので、まず駆け引きを知って欲しいですね。
ドリブルをするにしてもボールを受けるにしても、相手の間合いに入らずに自分の間合いで外すスピードと緩急が大事です。オフ・ザ・ボールでは、(1)ダイアゴナル(2)プルアウェー(3)チェックの3つの動きを意識して組み合わせていました。自分ができるようになったのは現役の最後の方だったんですけど(笑)。子供たちにもこの3つを基本の動きとして教えています。
コース取りのコツがあるんですけど、図の1枚目のダイアゴナルで言えば、DFの間を3分割で考えて、③だと奥のDFに付いてこられてしまうし、②は間ではあるんですけど、おそらく奥のDFは前のDFと距離があるのでマークの受け渡しができないと感じ、そのまま付いてくると思います。①であれば、少し大きく横に動くことで奥のDFからは『行ったぞ!』と受け渡した感覚になるんですけど、その瞬間に裏を取ればまだ受け渡されてない状態で、相手は『どちらが見るのか?』となる。この2人の関係を崩すことが大事ですね。
奥のDFが反応したとしても、スペースが空くので他の選手がそこを使えますし、手前のDFが反応したらチェックの動きで引けばいい。引く時もこのDFを見ながら足下で受ければプレッシャーを受けづらくなりますし、後ろを通過してボールと待ち合わせするとDFの反応は遅くなります。子供たちに伝えるときは、3つに分けるよりも『真ん中よりこっち側』などと言ったほうがわかりやすいかもしれませんが。
ダイアゴナル(斜め)とは言いますけど、横→縦の動きですね。単純に斜めに動くとピンポイントで合わせないといけないですし、斜めに動きすぎると裏を取るのがバレバレになってしまいます。少し引く動きをしながら裏を狙って、基本的にはラインを見ながら横に動いてから縦に動くという形ですね。横に動きながらだと加速もできるし、DFラインが上がっても対応できる。前にDFを見ながら動くので、オフサイドになりづらい利点もあります。
25歳くらいまではドリブルで仕掛けることしか考えてなくて、手前のDFの前を通り抜けてヨーイドン、そこからドリブルで勝負、みたいなプレーだったんですけど、やっぱりDFを見れていないと駆け引きはできないです」
――単純に「裏抜け」と言ってしまいがちですけど、一つひとつの動きは奥深いですね。
「細かすぎると伝わらない可能性があるので、相手の年齢や理解度、スキルによって伝え方を変えたりはします。プルアウェイの時も、DFの前を通ると付いてこられてしまうので、背中を通って裏で待ち合わせる。付いてこられたらチェックで引いて受ける。
子供たちには『ダイアゴナルが手前の裏、プルアウェーが遠い方の裏、それに付いてこられた時にはチェックで戻ろう』という言い方をしています。ダイアゴナルからチェックなど、動きを組み合わせるのはイメージ力でやってもらうんですけど、子供たちが一度に頭に入れられるのは3つくらいまでなので、この3つで頭を整理してもらっています」
駆け引きに使える「母指球シュート」
――裏を取った後はシュートを狙う体勢に入りますが、前回の記事で「シュートの時はルックアップしない」と言われていたのが印象的でした。
「『外国の選手はゴールを見ずにシュートしている』と言われる方もいますけど、ゴールを見ないのではなくて間接視野で見ている、見方が違うイメージだと思います。シュートに入る前に一度ルックアップしてから視線を下げると、ボールが前に進んでしまうし、顔を上げた際に上体が浮くのでシュートまでの動作が遅くなってしまう。GKがタイミングを合わせやすくなってしまいます。
交わして、ゴールを見て、ボールを見ての1・2・3ではなくて、交わして、ボールを追いながらゴールを間接視野に収めてシュートにいく。こうすると早くシュートにいけます。しかし、足下に入りすぎてしまったりなど、良い持ち出し方ができないとゴールを間接視野では見れません。
ドリブルの持ち出しやファーストタッチの持ち出しは、少し前に行かないといけないんですけど、前に行き過ぎると今度はDFに寄せられちゃうんですね。なので持ち出しのコースや『添え足』が大事になります。軸足というと固定するイメージになってしまうので僕は『添え足』と呼んでいるんですけど、添え足を上手く着いてシュートまで持っていくイメージを伝えています」
――その添え足(軸足)の感覚にも繋がるのではと思うんですが、長谷川さんのプレー映像などを見るとヒザ下の振りが速いというか、非常に力みがなくシュートを打っている印象があります。
「蹴るということについて、リフティングもそうなんですけど、ヒザ下を使えない子が多いと感じます。ヒザ下の振りを大事にして、お風呂の中で水を切る感覚でヒザ下を振るという練習を、これは昔に釜本さんの本で読んで実践していたんですけど(笑)。そうして身につけたものを伝えています。
一緒にプレーしたカレカやエジウソン(元ブラジル代表)、ストイチコフ(1994年W杯得点王)も『ヒザ下が大事なんだ』とよく言っていましたし、ヒザ下を意識する練習を昔からやっていました。そのおかげで力を入れるタイミングが分かっていて、必要なタイミング以外は力を入れないようになっていた。『決める!』という感覚だとどうしても力が入ってしまうので、実演しながら指導をする時は『流し込む感覚でシュートをしよう』と言っています」
――「流し込む感覚」も含めて、シュートの駆け引きについてもっと詳しくお聞きしたいです。
「まずは身体の向きでGKの逆をつくことです。例えば、ハンドボールだと左を向いて右に投げる動作がありますが、サッカーでは右足でシュートを打つ時に左を向いて右に蹴るというのはかなり難しいですよね。もちろん身体を正面に向けて、インステップで左に蹴ると見せかけて右に蹴るテクニックなどもありますけど、基本的にはこれだと腰の回転が使えないので、左を狙うとファーに外れやすく、右を狙うと真ん中に行きやすくなります。
例えば右利きなら、身体を右に向けることが大事です。右に向けることで、両サイドとも腰の回転で蹴れてコースが付けやすくなりますし、肩・腰・膝・ヒザ下の連動が生まれてシュートの強さにも繋がります。身体の向きがまずは大事です。
次に、『ゴールを間接視野で見る』ことを大事にしながら、添え足(軸足)を大きく踏み込むことでGKのプレジャンプとタイミングをずらす。GKがプレジャンプして踵(かかと)を着いた状態か、もう一度プレジャンプしようとする状態で打てればタイミングを外せます。
最後はヒザ下です。野球のピッチャーでもボールの出どころが見づらい投げ方がありますけど、シュートでもヒザ下がうまく使えないと、投げる瞬間が見えてるのと同じなってしまうんです。ヒザ下をしっかりと後方に振り上げることで、GKにインパクトのタイミングがわかりづらくなる。これがちゃんとできてくると入る確率が上がってきます。
こちらが速く動くだけではなくて、キーパーを迷わせて相手のスピードを落とすことも大事ですね。迷わせて、タイミングをずらして、急にボールが出てくる。完璧に行った時はキーパーはお手上げ状態で、その場に倒れる感じでゴールできます。その感覚を子供のうちから身につけて、自然と駆け引きができるようにする。相手が『この選手は一体何をやってくるんだろう?』となれば90分のうちに必ず点が取れると思います。
キーパーを見て逆をついたり・タイミングをずらす方法もありますけど、自然と逆をついたり・タイミングがずれていく方向に持って行ってしまうほうが良いかなと。子供たちに独自の感覚で打ってもらうのも良いんですけど、その前に、自然と逆をついたり・ずらせられる方がゴールを決めやすいよというのを伝えています。どうすればコースが作りやすいか、どうすればタイミングがずれるかを頭で整理できてくると、ゴール前では後は流し込むだけなので。そういうことを『自分が子供の時から知っていれば、プロサッカー選手としてもっと活躍できたかな』ということを伝えてますね」
――流し込むために適したシュートの蹴り方もあるんでしょうか?
「通常のインステップシュートとは別に、『母指球シュート』という蹴り方も伝えています。インステップシュートと大部分は変わらないんですけど、添え足(軸足)の爪先の向きが変わってきます。爪先を(右利きの場合)斜め右方向に踏み込んで、その向きのままで親指の付け根でボールの真ん中を捉えて、最後のフォロースルーを左右どちらにするかで蹴り分ける。インステップシュートよりも威力は弱くなりますが、GKと1対1の場面などで活用できます。添え足(軸足)の向きを変えなくていいので、スピードに乗った時は特に有効ですね。
自分は常に『まずは蹴り足サイドを狙おう』と伝えています。右足なら右サイドをまず狙うと、母指球シュートならそのまま捻りで左を狙うことも可能です。インステップシュートだと蹴る方向に添え足(軸足)の爪先を向けなければならないので、トップスピードでシュートを打つ時などバランスを崩しやすいんですね。また、インステップシュートの方が強いシュートが打てますが、基本的には踏み込んだ時点で駆け引きは終了です。母指球シュートだと親指に当たるギリギリの瞬間まで駆け引きができます」
――若い頃は駆け引きができていなかったということですが、意識されるようになったきっかけはあったのでしょうか?
「30歳になって、能力が落ちてきたかなという感覚がまずありました。そして社会人チームに入って、今までは裏を取るとか、自分の得意なプレーだけやっていてもある程度は良かったんですけど、自分が起点になって色々と考える必要が出てきた。
同じタイミングで、午前は練習、午後は子供の指導をしていたんですけど、『シュートや動き出しを教えてあげてくれ』と要望があって、そこで自分の経験を言葉に変える作業をしたことも大きかったと思います。
それともう1つは、フランサ(元ブラジル代表)との出会いですね。北嶋秀明さん(元柏レイソル)や同級生の松本拓也(元柏レイソルGKコーチ)から『フランサの動きはすごい』『フランサは相手をよく見ながら動いている』と聞いたので(映像などを)見てみたら本当に上手かった。
DFラインがスライドする瞬間に逆に動いたり、DFのギャップ部分を狙っていたりということを真似してみたら今まで違う感覚で、プレッシャーがない状況でボールを受けられるようになった。これが大きなきっかけですね。
自分が指導もするようになったのと、元ブラジル代表のプレーを取り入れた。このタイミングがばっちり合って『これが昔からできていたら、代表とは言わないまでもJ1でもっと活躍できたな……』とむしろ悔しい気持ちになってしまって。そういった理由もあり、ストライカーの指導ができたらいいな、と考えながら2014年に現役を引退。そして翌年2015年から現在の活動を始め、ブラッシュアップしていき、さらに書籍(2017年)を出させてもらったおかげで頭の中の整理がよりできてきた。より確信できたのが1年前くらいですかね」
後編『「足の幅」で成長期のケガを予防できる。 ストライカー専門コーチ・長谷川太郎からのお願い 』へ
Photos: TRE2030 STRIKER ACADEMY, Getty Images, Allsport
日本人ストライカー改造計画
Profile
ジェイ
1980年生まれ、山口県出身。2019年10月よりアイキャンフライしてフリーランスという名の無職となるが、気が付けばサッカー新聞『エル・ゴラッソ』浦和担当に。footballistaには2018年6月より不定期寄稿。心のクラブはレノファ山口、リーズ・ユナイテッド、アイルランド代表。