30秒で子どもの未来は変わる! 勝手に才能が伸びる風間式育成メソッド
親・指導者・子どもの悩みを解決する「逆転の育成術」
子どもに関わるすべての人のバイブルへ――。
「伸ばすプロフェッショナル」風間監督が、親・指導者・子ども、それぞれの立場からのよくある悩みに答える。「サッカーは教えてもうまくならない」「誰よりも自分に期待すればいい」「本気にさせるのがいちばんの上達法」など、本質を突く著者ならではのユニークなメッセージで、ついやってしまいがちな育成の“誤解”を解く。“禅問答のようなやり取り”を再現したイラストも収録!
<目次>
はじめに
PART 1 親の悩み
01 親は先回りしてはいけない
02 子どものサッカーに“ミス”はない
03 子どもの試合は感謝しながら見る
04 天狗になるのは当たり前
05 サッカー経験がある自体が“ない”
06 サッカーはどこでやっても上手くなれる
07 子どもから見返りを求めない
08 家に帰ってきてサッカーの話をしているか
09 セレクションはしょせん人が選ぶもの
10 海外で学べるのはサッカーだけじゃない
11 シューズは自分のお金で買わせる
12 サッカー以外もどんどんやればいい
PART 2 指導者の悩み
13 子どもは大人のおもちゃじゃない
14 10年後に勝てばいい
15 選手の顔を見ればメニューが決まる
16 練習では失敗を引き出す
17 やりたくないことをやらせる
18 上手くなりたいと飢えさせる
19 基準を作ってあげる
20 「本気」を引き出す
21 本当の意味で平等に扱う
22 子どもの成長を邪魔しない
23 トラブルがあった時は子どもに任せる
24 指導者は孤立しない方がいい
PART 3 子どもの悩み
25 ボールを蹴る環境は自分で作る
26 監督の言うことなんて聞くな
27 自分のやりたいことを主張しろ
28 サッカーはやめてもいい
29 “2人の自分”を作れ
30 一番出られなさそうなところを選ぶ
31 言葉が通じないのは面白い
32 プロになりたいと思うな
33 サッカーにポジションはない
34 チームのことなんて考えるな
35 ボールを完全に止める
36 シュートは打つまでに“2つ”を決める
おわりに
<著者プロフィール>
風間八宏
Yahiro Kazama
1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代に日本ユース代表として79年のワールドユースに出場。その後、筑波大学在学時に日本代表に選出される。大学卒業後の84年からドイツに渡り、レバークーゼンなどでプレー。89年にマツダ(現・サンフレッチェ広島)へ加入し、95年まで息の長い活躍を続けた。現役引退後は97年から2004年まで桐蔭横浜大学サッカー部を指揮し、清水地域を中心に小学生~高校生を集めた「清水スペシャルトレーニング」も主宰。筑波大学蹴球部、川崎フロンターレの監督を歴任し、2017年より名古屋グランパス監督に就任した。サッカースクール「トラウムトレーニング」の監修を務めるなど、選手の育成にも情熱を注いでいる。
北健一郎
Kenichiro Kita
1982年7月6日生まれ。北海道旭川市出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、放送作家事務所を経て、フリーライターとしての活動を始める。2005年からサッカー専門誌・ストライカーDXの編集者として働く傍ら、フットサル専門誌・フットサルナビなど各媒体で原稿を執筆。2009年3月、ストライカーDX編集部を離れて独立。現在はサッカー、フットサルを中心に活動中。『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』、『サッカーはミスが9割』など著書多数。
<書誌情報>
定価:1,650円(10%税込)
発行:ソル・メディア
発行日:2019年7月25日
仕様:四六判/並製/176頁
ISBN:978-4-905349-39-6
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