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Jリーグと何が違う? コロナ禍におけるリーグ1のスタジアム観戦事情

2020.10.03

9月24日、Jリーグはスタジアム入場者数制限の段階的緩和を発表。同月30日以降、収容人数2万人以上のスタジアムでは30%、収容人数2万人以下のスタジアムでは50%まで観客を迎え入れることが可能となった。

一方、9月に開幕した欧州各国リーグでは、19-20シーズンに引き続き無観客で新シーズンをスタートさせているリーグがほとんど。その中で数少ない例外が、欧州5大リーグでもいち早く観客を動員しているフランスのリーグ1だ。日本とフランスでは、どのようにスタジアム観戦事情が異なるのか。現地でパリ・サンジェルマンを応援するあーちゃん氏にレポートしてもらった。

 フランスでは10月30日まで、5000人を超えるイベントが禁止されています。リーグ1の開催については、LFP(フランス・プロリーグ機構)がこと細かにすべてを規則で定めているわけではありません。各クラブが、国やそれぞれの地域と市の取り決めに沿って試合を行っています。

 例えばブレストは、収容人数約1万5000人のスタジアムに5000人弱の観客を入れて試合を行っていますが、市が1000人を超えるイベントを禁じているマルセイユでは、収容人数約6万6000人のスタジアムに1000人までの観客しか入れられません。また、ニースは第5節時点で、クラブの決定によりホームゲームをすべて無観客で開催しています。

 開催方法を統一していないのは、いかにもフランスらしいところ。パリ・サンジェルマン(以下、PSG)のホームスタジアムであるパルク・デ・プランスでも独自のルールが適用され、観戦の仕方や雰囲気が大きく変わっています。

PSGの本拠地、パルク・デ・プランス

PSGの独自観戦ルール

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パリ・サンジェルマン文化

Profile

あーちゃん

1993年、京都府生まれ。幼少時代より周りの影響でサッカーを観ていた。2008年にフランスに移住、地元チームであるパリ・サンジェルマンの応援に熱を上げるようになる。現地での情報を日本語で発信中。2019年にはクラブ公認のファンクラブ・ジャパンのリーダーに就任。2020年にはユニフォームの公式アンバサダーに選ばれた。

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