レイモンド・フェルハイエン氏が来日!WFAのセミナーが今年も開催
“A GROUND BREAKING APPROACH THAT CAN BENEFIT ANYONE WHO LOVES THE GAME.” Guus Hiddink
「サッカーを愛する全ての指導者に通じる革新的アプローチ」
――フース・ヒディンク
“The behavior of the coach is his number one coaching tool. If the coach wants his players to behave in a certain way, the coach should behave in that way himself.” Raymond Verheijen
「コーチングの最大の武器は指導者自身のサッカーに対する姿勢。選手に対して求めることは、まず指導者が実践してみせるべきです」
――レイモンド・フェルハイエン
「サッカーのピリオダイゼーション」理論の考案者であり、現在世界中で指導者教育に携わるワールドフットボールアカデミー(WFA)代表レイモンド・フェルハイエン氏。そんな第一人者が構築した理論を学ぶことができるのが「WFA日本開催コース」だ。
指導者の成長速度を最大限に促すことを目的に、多くの新しい情報や知識を得るだけでなくすべてのコースを通して受講者が「より良い指導者になること」を目指した講義が行われる。
書籍やインターネットでの情報だけでは得られることのない“体験”ができるまたとない機会。指導者と選手の成長、そしてチームのパフォーマンスを最大限に高めるために必要な『Know–How』を身につけたい方、チェックしてみてください!
2018-19年度 WFA日本開催コース
講師:レイモンド・フェルハイエン
通訳 : 石井健太郎
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講師:相良 浩平
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【コース内容・セミナー日程】
サッカーのピリオダイゼーション
Football Periodisation
『サッカーのピリオダイゼーション』とは、すべてのトレーニングで最大限の効果を得るための“トレーニングの計画方法”のこと。1年間を通して、全選手が疲労を蓄積させることなく全試合で100%の力を発揮するために考えられた、サッカーの根本的性質に基づく理論だ。
過去7回の日本開催でアマチュアクラブからJリーグ、日本代表チームまで延べ2,500人以上のサッカー関係者が受講。指導者ライセンス取得の際の必須科目となっている国もあり、サッカーコーチであれば知っておかなければならない試合やトレーニングのプランニングにおける考え方となっている。
ベーシックコースでは、WFAの全コースの基盤となる「Football Analysis(サッカーの分析)」にはじまりピリオダイゼーションの中でも特に「サッカーコンディショニングトレーニング」に重点を置いて紹介。
アドバンスコースは、ベーシックコースで紹介した原理・原則を具体的にプランニングしていく方法を学ぶ、より実践的なコースとなっている。
ベーシックコース
<Level 1>
1) Football Analysis サッカーの分析
2) Football Performance サッカーのパフォーマンス
3) Football Fitness サッカーフィットネス
4) Football Conditioning Exercises サッカーコンディショニングトレーニング
12月25日(火) 13時~16時 <茨城・ケーズデンキスタジアム水戸>
12月27日(木) 9時30分~12時30分 <東京・筑波大学(東京キャンパス)> ※定員間近
12月29日(土) 9時30分~12時30分 <大阪・J-GREEN堺>
<Level 2 >
5) Football Periodisation Model サッカーのピリオダイゼーションモデル
6) Principles of Football Periodisation サッカーのピリオダイゼーションの原則
12月25日(火) 17時~20時 <茨城・ケーズデンキスタジアム水戸>
12月27日(木) 14時~17時 <東京・筑波大学(東京キャンパス)> ※定員間近
12月29日(土) 14時~17時 <大阪・J-GREEN堺>
アドバンスコース
1) Training Methods (1) トレーニングメソッド(1)
2) Training Methods (2) トレーニングメソッド(2)
3) Team Periodisation (1) チームピリオダイゼーション(1)
4) Team Periodisation (2) チームピリオダイゼーション(2)
12月26日(水) 13時~20時 <茨城・ケーズデンキスタジアム水戸>
12月28日(金) 09時15分~17時 <東京・筑波大学(東京キャンパス)>※定員間近
12月30日(日) 09時15分~17時 <大阪・J-GREEN堺>
※「ベーシックコース Level 1」→「ベーシックコース Level 2」→「アドバンスコース」の順に受講する必要があります(同年での複数受講は可能)
※ 過去に日本で開催された「イントロダクションセミナー」「ベーシックセミナー」受講者は「アドバンスコース」を選択してください
ワールドフットボールアカデミーエキスパートコース
このコースでは、過去日本で開催されたWFA主催の最上級コース、スペシャリストコースまでをすべて修了し、サッカーを原点にした客観的で普遍的なサッカー論を理解したスペシャリストたちに、これまでの理論のさらなるアップデートや、次世代のサッカー指導に求められる新たな理論を紹介する。
1) Football evolution model : Reference Thinking サッカーの進化モデル:レファレンス思考
2) Football evolution model : Situational Coaching サッカー進化モデル:シチュエーショナルコーチング
3) Football evolution model : Reference Coaching サッカー進化モデル:レファレンスコーチング
4) Presentation Guest Speaker / Discussion ゲストスピーカーによるプレゼンテーション/ディスカッション
1月2日(水) 13時~19時30分 <東京・帝京科学大学>
※ 来年度以降、参加資格が与えられるのは過去にスペシャリストコースまでを修了した方のほか、WFAの再編に伴い本年度から新設された下記のWFA世界共通1日コースのうちいずれかの5コースを修了した方となります
・Football Periodisation サッカーのピリオダイゼーション *アドバンスコース*
・Football Theory サッカー論
・Football Tactics サッカーの戦術トレーニング
・Youth Academy Periodisation 育成年代のピリオダイゼーション
・Football Braining サッカー心理学
・Football Insight サッカーインサイト *来年度開催予定*
・Football Technique サッカーテクニック *来年度開催予定*
サッカー論
Football Theory
このコースでは、サッカーの根本的性質に基づいた客観的で普遍的なサッカーの原理や原則を、サッカー言語を用いてレイモンド・フェルハイエン氏が紹介。こうした知識を身につけた受講者がより明確で、一貫したコーチングを行うことができるようになることを目的としている。そうした指導を実践していくことで、スタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、選手がトレーニングの意図をより理解しやすくなるはずだ。
1) Football philosophy サッカー哲学
2) Communication – Tactics コミュニケーション – 戦術
3) Decision making – Game Insight 状況判断 – 状況認識
4) Executing decisions – Technique 判断の実行 – テクニック
1月3日(木) 10時15分~18時 <東京・帝京科学大学>
サッカーの戦術トレーニング
Football Tactics
サッカーのアクションは、コミュニケーションから始まる。サッカーで言う戦術のトレーニングとは、選手間のコミュニケーションを明確にし、味方同士の共通した状況認識を促すこと。本コースでは、レイモンド・フェルハイエン氏が「戦術トレーニング」とは何(What)であり、どのように(How)行うものかを紹介。講義の中で、いかなるトレーニングであっても、各ポジションにおける選手同士のコミュニケーションがスターティングポイントであることの重要性と、そのトレーニングがどのように行われるかを学ぶことができる。
1) Principles of communication コミュニケーションの原則
2) Communication is foundation of tactical exercises 戦術トレーニングの基盤となるコミュニケーション
3) Methodology within tactical exercises 戦術トレーニング方法論
4) Developing methodology within tactical formations 各フォーメーションごとの戦術トレーニングの発展方法
1月4日(金) 10時15分~18時 <東京・全水道会館>
※ 2011年度の「サッカーのピリオダイゼーション イントロダクションセミナー」か2012年度の「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックセミナー」、または「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックコース Level 2」「サッカー論」の修了者のみ受講可能(同年での複数受講は可能)
育成年代のピリオダイゼーション
Youth Academy Periodisation
育成年代のトレーニングには、ピッチサイズや選手の人数、学校での活動や身体の成熟速度など、様々な外的要因が存在する。このコースでは、そうした特有の外的要因がある育成年代で、どのようにしてサッカーのピリオダイゼーションの原則を適用させるか、レイモンド・フェルハイエン氏が紹介。特に成長期に生じる問題、トーナメントによる過密日程、スカウト方法、ユース年代からのトレセンやナショナルチームでの活動といった要因を取り上げ、対応の仕方を説明する。
1) Growth Spurt Periodisation – Longitudinal scientific study 成長期のピリオダイゼーション – 長期的調査に基づいて
2) Youth Academy Periodisation – International case study 育成年代のピリオダイゼーション – ケーススタディを用いて
3) Country specific characteristics in youth football 日本特有の育成年代の問題
4) Developing youth football periodisation 育成年代のピリオダイゼーションの構築
1月5日(土) 10時15分~18時 <東京・筑波大学(東京キャンパス)>
※ 2011年度の「サッカーのピリオダイゼーション イントロダクションセミナー」か2012年度の「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックセミナー」、または「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックコース Level 2」「サッカー論」の修了者のみ受講可能(同年での複数受講は可能)
サッカー心理学
Football Braining
フットボールブレイニング( = フットボール・ブレイン・トレーニング)は、サッカーに特化した心理学です。同コースでは、サッカー選手の心理的な側面に対してより的確にコーチングするためのツールと、サッカーのトレーニングの中で選手(の脳 / 思考)にオーバーロードを与える方法について、レイモンド・フェルハイエン氏が様々なレファレンスを用いてご紹介します。フットボールブレイニングは、カテゴリーやレベルにかかわらず、指導者がサッカーのトレーニングに最新の脳科学を適用する方法について学ぶことができるコースです。
1) Thinking reference 思考の論理的構造
2) Football thinking reference サッカーにおける思考の論理的構造
3) Coaching football thinking reference (1) コーチングにおける思考の論理的構造(1)
4) Coaching football thinking reference (2) コーチングにおける思考の論理的構造(2)
1月6日(日) 10時15分~18時 <東京・筑波大学(東京キャンパス)>
※ 2011年度の「サッカーのピリオダイゼーション イントロダクションセミナー」か2012年度の「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックセミナー」、または「サッカーのピリオダイゼーション ベーシックコース Level 2」「サッカー論」の修了者のみ受講可能(同年での複数受講は可能)
■申込
WFA Japan公式サイト内2018-19年度 WFA日本開催コースページにて受付中
https://worldfootballacademy.jp/2018/10/26/wfa_course_2018-19_registration/
※定員となり次第、締切
■申込締切
2018年12月16日(日)
プログラムの詳細等はWFA Japan公式サイトでご確認ください。