みなさん、こんにちは。欧州リーグは佳境に突入し、Jリーグも開幕しました。「思ってたんと違う!」となっているみなさま、ごきげんいかがでしょうか。たぶん今一番思ってたんと違うってなってるのはイタリア国民だと思います。パスタ食って元気を出してほしいものです。
日本もカタールワールドカップ出場を決めましたが、今日はそんな最前線のサッカーシーンとはまったく関係のない話をしていこうと思います。トレンドに逆らってこそ、私がfootballistaに駄文を書く意義があるというものです。
実は今まで隠していましたが、私はある仮説を提唱しています。それは「兄弟選手、弟の方が前目のポジションになりがち」というものです。なぜこの仮説を思いついたかというと、それはまさにワクチンを打ったことによって、5Gと接続できたことによって世界を統べる集合知性体の意識が私に直接流れ込んでというか、普通になんとなくそんな感じしません? 責任感のある兄の方が割と保守的で慎重になりそうなので後ろの方のポジションのが合ってそうだし、弟の方がやんちゃで奔放なので前目のポジションにいそうじゃないですか? アラダイスの放り込みとか長男じゃなかったら耐えられなさそうじゃないですか、次男ならゴール割られちゃいそうじゃないですか?
というわけで、この仮説を証明するために実際の例を挙げていきたいと思います。めちゃくちゃ気になりますよね。それではいってみましょう。
CASE 1:森崎兄弟
日本でいったらまずはこの双子の兄弟が有名なのではないでしょうか。2人ともすでに引退してしまいましたが、長くサンフレッチェ広島を支え、ミハイロ・ペトロビッチ監督や森保一監督の時代には中心選手として活躍しました。兄の森﨑和幸はボランチもしくは3バックの一角として守備にビルドアップに大車輪の活躍をしました。そして、弟の森﨑浩司は主にシャドーとしてプレー。兄が後ろで弟が前。同じチームにずっといる兄弟というのも実は相当珍しいのですが、この2人はまさに私の仮説を補強してくれる存在なのではないでしょうか。ちなみに現在は森﨑和幸が広島のクラブリレーションズマネージャー、森﨑浩司が広島のアンバサダーということで、役職もなんとなく後ろと前という感じになっています。
CASE 2:佐藤兄弟
続きまして、佐藤勇人と佐藤寿人のこちらも双子の兄弟です。2人とも代表経験のある選手ですが、弟の寿人はJリーグ史上屈指のFWであったことは言うまでもありません。兄も攻撃参加からの得点が持ち味の選手でしたが、主戦場はあくまでボランチ。兄が後ろに控え、弟が前目という私の仮説にぴったりですね。ちなみに、佐藤寿人がプロ生活を始めたジェフユナイテッド千葉に帰還したことで、兄弟で十数年ぶりにともにプレーしています。こういうエピソードはめちゃくちゃいいですよね。まあ、その年ジェフは昇格できなかったんですが。
CASE 3:トゥーレ兄弟
海外にも目を向けてみましょう。トゥーレ兄弟は有名ですね。兄のコロ・トゥーレは屈強なCBで、アーセナルなどでの活躍が印象的な選手でした。弟のヤヤ・トゥーレはパワーとテクニックを兼ね備えた規格外のMFで、マンチェスター・シティの44年ぶりの優勝の立役者となりました。これも私の仮説通り、コロ・トゥーレが責任感が強かったかどうかというと微妙なところですが、兄のポジションが後ろ、弟が前という格好の例です。なお、ヤヤ・トゥーレは「誕生日を祝ってもらえなかった」ので移籍を志願したというめちゃくちゃ弟っぽいエピソードがあります(年俸引き上げの駆け引きという説もあり)。しょうがない甘えん坊ですね。
CASE 4:高木三兄弟
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tkq
世界ロングボール学会(WLBS)日本支部正会員。Jリーグの始まりとともに自我が芽生え、カントナキックとファウラーの薬物吸引パフォーマンスに魅了されて海外サッカーも見るように。たぶん前世でものすごく悪いことをしたので(魔女を10人くらい教会に引き渡したとか)、応援しているチームがJ2に約10年間幽閉されています。一晩パブで飲み明かした酔っ払いが明け方にレシートの裏に書いた詩のような文章を生み出そうと日々努力中です。【note】https://note.mu/tkq