フットボリスタJ Jリーグ2022戦術ガイドブック
フットボリスタが「Jリーグ」を特集する増刊号第2弾!
30年目のJリーグ。キーワードは「変化」だろう。川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸……欧州のトレンドをいち早く導入したチームが軒並み上位を占めた2021シーズン。ビジョンを持ち、プレーモデルを定め、再現性を高めていく。それらの先に勝利があることが結果で示された。このままでは置いていかれてしまう―。強烈な危機感を抱いたライバルたちは次々と動き始めている。どんな「変化」が起こるのかは今はまだわからない。ただ、確かなのはJリーグがもっと面白くなっていくということ。それぞれのスタイルがピッチの上でぶつかり合い、戦略的な駆け引きが90分を通じて繰り広げられる。刺激に満ちた時間がもうすぐ幕を開ける。
INTERVIEW
中村憲剛
30年目のJリーグのミカタ
「Jリーグのマニアックな楽しみ方を教えます」
INTERVIEW
喜田拓也(横浜F・マリノス)
F・マリノスを前へ進める
それしか考えていない
INTERVIEW
小泉佳穂(浦和レッズ)
日本で圧倒的な選手になる
INTERVIEW
佐藤寿人
Jリーグ最多得点者がストライカーを超分析
「ゴールを決められる選手には共通点がある」
◆J1リーグ全18クラブ開幕プレビュー
○川崎フロンターレ
[4-3-3]継続?新スタイル構築?
王者が挑む、悲願へのアップデート
○横浜F・マリノス
新たなフェーズに突入した
アタッキングフットボール
○ヴィッセル神戸
円熟のイニエスタ・システム
最適化する[4-4-2]ダイヤ型
○鹿島アントラーズ
伝統と歴史の呪縛を超えて
構築する鹿島流[新4-4-2]
○名古屋グランパス
勝点もタイトルも自ら奪いにいく
長谷川新監督が狙う「攻めの美学」
○浦和レッズ
3年計画最終年を結実に導く
両サイドアシンメトリー陣形
○サガン鳥栖
限られたリソースで質を生み出す
“自分たち主導”の超攻撃サッカー
○アビスパ福岡
負のジンクス “5年周期”を克服した
プログレッション・スタイルの確立へ
○FC東京
スタイルを変える首都クラブ
スペイン化で基盤を築けるか?
○北海道コンサドーレ札幌
北の大地から始まる戦術革命
ミシャ式はまだまだ進化の途上
○サンフレッチェ広島
不測のオンラインで構築中
スキッベ式ゲーゲンプレス
○セレッソ大阪
戦術とハードワークが融合する
小菊流アグレッシブ・スタイル
○ガンバ大阪
“カタノサッカー”Gバージョン
3バックを軸にした新生ガンバへ
○清水エスパルス
「静」と「動」の融合で
清水らしいサッカーをつくる
○柏レイソル
堅守速攻+ポゼッションで挑む
正真正銘、脱オルンガスタイル
○湘南ベルマーレ
“湘南スタイル”と選手の強みを融合
今季はクラブのターニングポイント
○ジュビロ磐田
J2優勝の自信とプライドを胸に
モダン・フットボールへの再挑戦
○京都サンガF.C.
12年ぶりの舞台で進化を問う
“超”ハンティング・スタイル
COLUMN
“マニアック”J2・J3探訪
○J2リーグ
もっと深く、楽しめる個性豊かな監督人事が面白い!
○J3リーグ
プロは厳しい。でも続けたい。「サッカーが好きだから」