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波乱の中の救世主。アーセナル「10番」の系譜

2021.08.21

8月13日のプレミアリーグ開幕戦では昇格組ブレントフォードにあえなく敗北。そして22日には対チェルシー(ホーム)、28日には対マンチェスター・シティ(アウェイ)という厳しい2連戦が待ち受けるアーセナルに光明はあるのだろうか。いきなり踏ん張りどころを迎えるミケル・アルテタ監督のチームで、おなじみの“アーセナル信者”さる☆グーナーさんが期待を寄せるのが、神聖な背番号「10」を今季継承したアカデミー育ちの21歳、エミール・スミス・ロウである。

 この夏、グーナーの小宇宙(コスモ)に衝撃が走った。

 8月13日、イングランドではついにプレミアリーグが開幕。スタンドを埋める超満員のサポーターとともに熱狂と歓喜がカムバック。コロナ禍により1年半の沈黙を余儀なくされたスタジアムもついに息を吹き返した。

 記念すべきオープニングマッチを飾ったのは我らがアーセナル。同じロンドンに居を構えるブレントフォードに乗り込んでのアウェイゲームである。しかし、スタメン発表の時点で世界が激震。キャプテン・オーバメヤンと、1トップの要ラカゼットがそろって不在という、この試合の波乱を予感させるのに十分な驚天動地のラインナップだった。

 クラブの公式発表によると「病気による欠場」ということにはなっていたが、サポーターの間では当然良からぬ噂で持ち切り。そりゃそうなのだ。もし「コロナで陽性」であれば、これまではなんら隠すことなく速やかに発表してきたアーセナルである。

 「トッテナムのハリケーン的なやつではないか?」「いや、なんらかの違反を犯しての罰則欠場に違いない!」

 サポの間で喧喧囂囂、様々な憶測が飛び交い、今季も初っ端から非常事態宣言発動の中で行われた開幕戦は、昇格組ブレントフォードに2-0で爆敗。内容的にも圧倒的大差で敗れ去ったのであった。……

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アーセナルエミール・スミス・ロウ

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さる☆グーナー

ノースロンドン在住、アーセナルのせいで帰国できなくなった非国民。アーセナル出家信者。ダイエットにも役立つかもしれない8割妄想2割ガセのエアブログほぼ毎日更新中『Arsenal 猿のプレミアライフ』♪底辺ユーチューバーもやってるよ!『Arsenalさるチャンネル』。

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