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Jクラブコラボのクラフトビールを徹底比較!中村・ビア・スポルトのほろ酔い採点

2021.07.27

真のサッカー好きが集まるフットボリスタ・ラボにて、Jリーグのクラフトビール・オンライン飲み比べ会が行われた。

昨今のブームの追い風を受け、Jクラブでもクラフトビールを出すチームが増えてきた。そこで「サッカーとビールは切り離せない」という思想を持つフットボリスタ・ラボの猛者どもが、オンラインにて集結。好き勝手にJリーグのクラフトビールについて語り合った。

イベントのファシリテーターを務めてくれたのは、「旅とサッカー」のテーマで書き続けているOWLマガジン代表、中村慎太郎氏。あくまで飲み比べが主眼のイベントのため、2、2口飲んで次のビールに行くのかと思いきや、用意されたビールを1本、1本、すべて飲み干してくれた。

酔いどれ気分でのレビューとなっているが、Jクラブにとってのクラフトビールとはどういった位置づけになっているのかにも迫った内容となっている。とくとお楽しみあれ。

 フットボールの本質とは何だろうか。

 真実はクラフトビールの中に隠されている。

 そんな僕の想いを、フットボールの神様は見逃さなかったようだ。ある日、我が家にJリーグと縁があるクラフトビールが届けられた。そこには、とある会への招待状も添付されていた。

 フットボリスタ・ラボ クラフトビール飲み比べ会(オンライン開催)

 よろしい、戦争だ。フットボリスタの名の下に集いし勇者達と飲み明かそうではないか!! 私に課せられたのはビールを飲み比べ、そのビールに採点をつけることだ。

 というわけで届いたビールは9本。少し多いが飲みきれない量ではない。本当は全チームに縁があるものを集めたかったが、流石に限界もある。僕のレポートが盛況で第二弾が行われることを願いつつ、ぜひSNSなどで記事をシェアして頂きたい。

 この記事では、オンライン飲み会の雰囲気を交えつつ、骨太なクラフトビールの飲み比べレビューをしていこうと思う。クラフトビールについての専門用語も若干あるのだが、簡単な説明を加えるようにする。著者も漫画『もやしもん』で勉強したレベルに過ぎないので恐縮ではあるのだが。

 本日飲んでいくのはこちらの9本。並べている時は気づかなかったのだが、愛媛FC由来の3本は並べて写すべきであった。どういう理由なのか、ビールは浦和レッズの袋にケイオスティックに詰められていたので、この時点では気付いていなかったのだ。

エントリーナンバー①ファジアーノ岡山『ファジビール』

 ファジアーノ岡山は岡山県全域をホームタウンとするJ2所属のサッカークラブ。ファジアーノはイタリア語で「雉」を意味する。岡山県と言えば童話『桃太郎』の舞台で、雉は3匹のオトモの1柱で、岡山県の県鳥でもある。チームカラーはファジアーノレッドと呼ばれる深い紅と、瀬戸内海をモチーフとした青の2色。クラブマスコットは雉をモチーフとしたファジ丸。明るい元気な性格で子供好き。

 最初に選んだのはファジアーノ岡山の「FAGI BEER」。一番手に選んだ理由はピルスナーだからだ。

 ビールは大まかに言うと2種類ある。1つはラガービールで、日本で飲まれる一般的なビールはみんなこのタイプだ。ピルスナーというのは、ラガービールの一種で黄金色に輝くビールのことだ。我われが「とりあえず」で頼む生ビールも大抵はピルスナーである。

 ボトルラベルは、ファジアーノレッドと言われるワインレッドとユニフォームにも使われる紺色のコントラストで、サポーターがみればファジアーノコラボだと一目でわかるデザインとなっている。

 お味はいわゆる普通のラガービールよりも薫り高く美味しい。「とりあえず」で最初に飲むのに相応しい味わいだ。参加者の一人黒田さんに感想を聞いてみると「うまい」とのことであった。実は飲み物の味のレビューは非常に難しく、ライターの芸としてもかなり高度なのである。特にピルスナーは喉越し重視なので味のレポートはなかなか難しい。

中村・ビア・スポルト採点

喉越し     ■■■■■(5点)
香り      ■■■■(4点)
ファジアーノ度 ■■■■■(5点)
……

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Jリーグ文化

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中村 慎太郎

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