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進まないワクチン接種…ラ・リーガの選手たちへの投与は当分先か

2021.02.25

スペインで新型コロナウイルスのワクチン接種がスタートし、2カ月が経過した。しかし計画通りには進まず、政治家や有力者が優先順位を無視してワクチンを接種する事態も起きている。五輪出場選手には7月に接種が行われる可能性があるというが、一般的なプロサッカー選手の順番は当分、先になりそうだ。

 スペインが新型コロナウイルスのワクチン接種を開始してほぼ2カ月が経ち、私の周りにもワクチン接種を済ませた人が出てきた。

 その知り合いは中学校の教師。彼女に順番が回ってきたということは、ステップ1の第一線の医療従事者と高齢者施設の高齢者、在宅の要介護高齢者への接種がそろそろ終わろうとしており、ステップ2の80歳以上の高齢者と56歳以下の医療従事者、56歳以下の社会的な事業の従事者(教師はここに入る)らへの接種が始まった証、と言っていいだろう。

 彼らの後には79歳以下の一般人、次に同69歳以下→60歳未満の重症化リスクの大きい人→55歳から45歳までの一般人というふうに接種対象が広がっていき、ステップ2は6月末に終了する。

 極めて健康で、59歳の誕生日を迎えたばかりの私の接種は6月中だろうか。

EUROには間に合わない

 ところで、スポーツ選手はいつなのか?……

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新型コロナウイルス

Profile

木村 浩嗣

編集者を経て94年にスペインへ。98年、99年と同国サッカー連盟の監督ライセンスを取得し少年チームを指導。06年の創刊時から務めた『footballista』編集長を15年7月に辞し、フリーに。17年にユース指導を休止する一方、映画関連の執筆に進出。グアルディオラ、イエロ、リージョ、パコ・へメス、ブトラゲーニョ、メンディリバル、セティエン、アベラルド、マルセリーノ、モンチ、エウセビオら一家言ある人へインタビュー経験多数。

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