SPECIAL

戦術的ピリオダイゼーションの伝道師パウロ・フォンセカ。ローマでの3バック導入はカルチョへの適応の証

2020.11.06

熱狂とカオスが支配するカルチョの街ローマにやって来た、アカデミズムを信奉するポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカ。当初は苦労した異文化の融合、その道程をたどる。

 ポルトガルで戦術的ピリオダイゼーションを学んだ「フラーデ学派」の指導者がイタリアに挑戦し早1年。フォンセカはその通りのサッカーをしつつも、イタリアで戦うにあたってのモディファイ(修正)を加味してきた。……

残り:898文字/全文:1,079文字 この記事の続きは
footballista MEMBERSHIP
に会員登録すると
お読みいただけます

TAG

パウロ・フォンセカローマ戦術

Profile

神尾 光臣

1973年福岡県生まれ。2003年からイタリアはジェノバでカルチョの取材を始めたが、2011年、長友のインテル電撃移籍をきっかけに突如“上京”を決意。現在はミラノ近郊のサロンノに在住し、シチリアの海と太陽を時々懐かしみつつ、取材・執筆に勤しむ。

関連記事

RANKING

関連記事