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新型コロナウィルスで秋春制に。タイリーグがシーズン移行決断

2020.04.15

新型コロナウィルス感染拡大によって3月から中断しているタイリーグで、大きな決断が下された。それはリーグ再開を9月に延ばし、それに伴って一気に秋春制へシーズンを移行するという内容だ。大胆ともとれる決断の背景に何があったのか。

9月のリーグ再開

 新型コロナウィルスの影響で、日本のJリーグをはじめ世界各国でリーグ戦が中断に追い込まれている。2月14日に開幕したタイリーグ(1部、2部)も、同29日、3月1日に行われた第4節をもって中断期間に突入した。

 そんな中、タイサッカー協会とタイリーグは4月14日に1部、2部のチームの代表者を集めた会議を行い、9月のリーグ再開と来年5月頃の終了を決定。2021年シーズンは同年9月からのスタートとなる。そして、そのまま2月から10月にかけて開催する例年の春秋制から、ヨーロッパと同じように年をまたいだ秋春制へのシーズン移行を決断したのだ。

 東京オリンピックに留まらず、南米選手権や欧州選手権といったサッカー界のビッグイベントの延期がすでに発表されているが、新型コロナウィルス感染拡大によるシーズン移行は珍しいのではないだろうか。……

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文化

Profile

長沢 正博

1981年東京生まれ。大学時代、毎日新聞で学生記者を経験し、卒業後、ウェブ制作会社勤務などを経てフリーライターに。2012年からタイ・バンコク在住。日本語誌の編集に携わる傍ら、週末は主にサッカー観戦に費やしている。

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